相続対策の方法
相続の対策。すなわち「遺産を渡したい人に確実に渡す準備」として、完全無欠な方法はありませんが、まったく対策、準備をしないで相続を迎えることは、ギャンブルのような出たとこ勝負になります。
何事もないかもしれませんが、なにかトラブルが起こる可能性は高いです。その可能性を極力避けるのが相続対策です。
相続対策として信託は優秀な制度です、しかしながら遺言書も非常に有効な手段です。
遺言書があると無いとでは、人が亡くなった後の相続手続きでとても大きな差がでます。
これは相続に携わる専門職なら誰しもが感じることでしょう。
遺言書さえあれば、こんなことにならなかったのに。。。。
私もこう思うことは何回もあります。
遺言書は非常に歴史のある制度ですが、日本では盛んに活用されている訳ではありません。
原因の1つに、これまで遺言書は全部を手書きしなければいけないということがあります。
全部手書きって、高齢者には結構な負担だったりします。
これにより遺言書の作成を躊躇したり、作成しても誤記等で無効になってしまうことがありました。
そんな中、遺言書を活用して相続を円滑に行ってほしいと国も思いました。
そこで
平成31年1月13日に遺言書のルールが変わります。
今後は財産目録の部分はパソコン打ちや、不動産の登記簿謄本のコピーや通帳のコピーを付ければよい扱いになります。
詳しくは菱田司法書士事務所のブログをご覧下さい。→https://hishida-jimusho.net/news/blog/400.html